2021年3月3日の例会では、「トラウマ記憶を扱う新しい心理療法:EMDR」と題して、兵庫教育大学大学院発達心理臨床研究センターの教授でもある市井先生より、お話をして頂きました。
EMDRとは、Eye movement desensitization and reprocessingの略で、眼球運動による脱感作と再処理法という意味だそうで、眼球運動や音、触覚刺激を用いて、苦痛な感情を和らげ、情報処理過程に再度乗せることにより、治療するという両方だそうです。
恐怖症やパニック障害、うつなど様々な対象で治療の効果が見られるようですが、肯定的記憶を引き出し、活かすことが大切とか。
市井先生、大変興味深いお話をありがとう
ございました。